「憲法9条の幣原提案説」は幻想――マッカーサーにとっては一連の軍事行動に過ぎなかった

「戦争放棄を盛り込んだ憲法9条は、日本側の意思でつくられたのか、それとも連合国軍総司令部(GHQ)に押し付けられたものなのか」。今日の東京新聞一面トップは、学習漫画『日本の歴史』(小学館)の刷られた時期によって9条の提案者が「幣原喜重郎(しではらきじゅうろう)首相」から「マッカーサーGHQ最高司令官」へと書き換えられていたという記事だ。 それによると、93年3月発行の第33刷は、戦争放棄を…

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【9条新史料】マッカーサー「戦争放棄・交戦権否認提案に驚いた」 9条は幣原首相が発案

憲法9条の成立過程についてはこれまで、GHQから押しつけられたとする説がある一方、マッカーサーGHQ最高司令官が米上院で幣原首相の発案であると証言するなど両説があった。 改憲を目指す安倍晋三首相や自民党は現行憲法はGHQによって作られ、占領下の日本に押し付けられたものだたと主張。これを根拠に、憲法の改正や日本人の手による新たな憲法の制定の必要性を繰り返し訴えてきた。 しかし、今日の東京新…

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国民の目の届かないところで着実に進む“日本軍”による憲法破壊-南スーダンPKO

(張作霖爆殺現場=Wikipedia) 1928(昭和3)年6月4日、関東軍(日本軍)は中国への侵略戦争の突破口とする意図をもって、奉天(今の瀋陽)近郊で南満州鉄道の線路を爆破し、奉天軍閥の頭目・張作霖を暗殺した。この事件が発端となり、関東軍は日本政府の指揮が及ばない暴走を続け、満州事変=アジア・太平洋戦争へとつながっていった。 事件が発覚してから、統帥権者・昭和天皇は実行犯・河本大佐を軍法…

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