【PKO撤退表明】治安状況と撤退時期を偽装―アベは自衛隊を安保法の“試供品”として私兵化

政府は、陸上自衛隊の南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊を、5月末をめどに撤収させることを決めた。 部隊が活動する首都ジュバでは昨年7月、政府軍と反政府勢力との大規模な戦闘が再三発生し、陸自部隊の宿営地付近でも銃撃戦が展開されるなど治安の悪化が指摘されていた。 だが昨日、部隊の撤退を発表した安倍シンゾ首相は記者団に、陸自が担当する施設整備が一定の区切りがついたことをその理由と…

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「しまい過ぎた」では済まない“南スーダン日報” PKOを利用して軍が政治を凌駕する日

17日に行われた衆院予算委員会集中審議で、「PKO部隊日報隠ぺい疑惑」に関連して安倍シンゾ首相は、「探し方は不十分だったが、隠す意図はなかった」と答弁する稲田朋美防衛相をかばい、「稲田氏は安全保障政策を任せるに足りる。日報などの指摘もあるが、しっかり事態に対処できると信頼している」と持ち上げた。 この内閣の最も危険なところは、事態の重要性を全く理解しないアベ首相の、この“ノー天気ぶり”にあ…

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日米首脳会談より実入りの多かった「トランプ・習近平電話会談」 沖縄の基地撤去でパラダイム転換を図れ

安倍シンゾ首相は10日、トランプ米大統領との初の首脳会談に臨んだ。 会談終了後そろって共同記者会見したアベは、焦点の一つだった通商問題、とりわけ自動車貿易については、多くの日本企業がアメリカ国内での雇用を創出しているとしたうえで、高い技術力で米国内の雇用の創出に貢献できるとして理解を求めた。 国会でも議論を呼んだGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の積立金を、米国の雇用創出のた…

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【南スーダン自衛隊日報】「解釈改憲」が日常的になった稲田防衛相の国会“脱9条”答弁

防衛省が隠しに隠していた南スーダンでの陸上自衛隊の「日報」に、現地の大統領派と反大統領派との間に「戦闘」があったことが明記されていた問題で、稲田朋美防衛相はまたしても「解釈改憲」にも匹敵する珍説を披露した。 稲田は8日の衆院予算委員会で「(日報に書かれた『戦闘』は)法的な意味における戦闘行為ではない」などとし、「国会答弁する場合は、憲法9条上の問題になる言葉を使うべきでない」との判断から「…

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【安倍訪米とPKO文書開示】戦争状態を「停戦」と言いくるめ自衛隊をトランプの手駒に提供

防衛省は7日、「廃棄した」として隠していた南スーダンPKOの日報が、一転して「見つかった」といって公表した。国民の目から隠しおおせなくなったことを逆手に、憲法違反の海外派兵を、むしろ積極的に国民のノーミソに刷り込む作業に出てきたと言える。 南スーダンには国連平和維持活動(PKO)の一環として日本の自衛隊も参加しているが、その首都ジュバでは昨年7月、大統領派と反大統領派の間に数回にわたって激…

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マティス米国防長官に「尖閣」と「駐留経費」で手の内を見透かされても有頂天のアベ・稲田組

こと日本と米軍関係者との間には、国境がない。米軍と何らかのつながりのある関係者なら、日本への入国は全くのフリーパスだ。彼らは何のチェックも受けずに都心へ入ってくる。 米軍やアメリカ政府の関係者は、横田や横須賀などの米軍基地に降り立ち、そこから車で1時間ほどの東京都心・六本木にある「赤坂プレスセンター」と称されるビルに入る。しかも、車で1時間もかけたりはしない。軍用ヘリで横田や横須賀の基地か…

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アベ首相、ドゥテルテ比大統領に“対中”ミサイル提供を打診か――日本へ“テロ”を呼び込む巡視艇供与

安倍シンゾ首相は今年の年頭所感でこう訴えたー。 「激変する国際情勢の荒波の中にあって、積極的平和主義の旗をさらに高く掲げ、日本を、世界の真ん中で輝かせる。 ……  私たちの未来は、他人から与えられるものではありません。私たち日本人が、自らの手で、自らの未来を切り拓いていく。その気概が、今こそ、求められています。 」(首相官邸HP) あたかも安倍政権が鎮座するこの日本国が“世界の中心…

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唯一の“外交成果”――「日韓慰安婦像合意」も泡と消えた、アベ政権の小児病的末期症状

安倍シンゾが新年早々、またしてもポカをやらかして外交無策を曝け出した。 韓国・釜山の日本総領事館前に少女像が設置されたのに腹を立てた日本政府(菅官房長官)は、6日の閣議後の記者会見で「極めて遺憾」と述べただけでは収まらず、「当面の対抗措置」だとして、子供じみた報復や仕返しをすることを明言した。 日本政府は「一昨年の日韓合意では、慰安婦問題が最終的で不可逆的に解決されることを確認」…

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“後門の狼”を食い止めたかったプーチンに、「領土を返せ」というくらい間の抜けた話はない

ほんの数か月前までアベは、プーチンとの首脳会談で四島一括は無理にしても歯舞、色丹の二島返還ぐらいは良い色の返事を期待していたに違いない。それでポイントを稼いで、衆院解散を断行し、政局の主導権を握ったうえで改憲論議をリードする腹積もりでいただろう。 そこまで前のめりになっていたところに、安倍の外交音痴たる所以がある。 前景気を煽るように、マスコミを動員しては「四島一括」か「二島先行…

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【東京新聞】やることなすこと空振りばかり―なんともならない安倍政権の外交音痴

空振り続く安倍外交 持論に固執 情勢読めず(東京新聞「こちら特報部」2016年12月1日朝刊) 安倍政権の外交政策が崩壊している。首相はいの一番に次期米大統領のトランプ氏に会いに行ったが、トランプ氏は環太平洋連携協定(TPP)から「就任初日に離脱通告」を言明。中国に対する南シナ海の仲裁裁判所の判決も、当事国フィリピンの翻意で空文化した。ベトナムへの原発輸出の破談、温暖化ガス抑止のパ…

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